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二十世紀末…。
大規模な自然災害が、某国東部を直撃した。
この災害によって経済中枢は消滅し、その首都機能に至る広域において高層建築物をなぎ倒し、結果十五万八千人という多大な人命被害を生み出した。
二十一世紀初頭…。
複合企業体「PROBE−NEXUS(通称プローブ)」による某国東部復興事業が始動。
プローブは崩壊地区に自らの管理拠点を移設し、巨大な企業管理都市を設立する。
莫大な資産と先端テクノロジーが湯水のように注ぎ込まれ、かつての摩天楼をも凌駕する高層ビル群と世界最大規模のマーケットモール、そしてテーマパークとみまごうばかりの娯楽施設によって形成されたその現代のバビロンは、世界でもっとも重要なる場所−ゾーン・プライムと名づけられ、新世紀の象徴として華々しい誕生を飾った。
そして、その西ブロックに位置する未整備地区−通称スラムエリアで今…
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